そう言った心汰の顔は
耳まで真っ赤で



手は汗でびっしょりだった。




ドサッ



『心汰!』


熱に耐えきれずその場で倒れ込んだとき



律子おばちゃんが駆けつけた。


『おばちゃん!心汰を責めないで?心汰は寂しかったんだよ。

だからっ』







ポンッと
律子おばちゃんの手が頭に乗っかる





『大丈夫。わかってるから。』


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