笑顔と真実
「おはよう。七緒」
「うん。おはよう。」
私達の一日の会話はこれだけ。
一緒に行くわけでもなく、だからと言って喋るわけでもない。
そんな関係がずっと続いてる。
サワサワ……サワサワ……
「あぁ…桜がまた散っちゃった……なんかもったいないな……綺麗なのに…」
カラ~ンカラ~ンカラ~ン
そんなことを考えてたら予鈴が鳴ってしまった。
「危ない危ない…遅刻厳禁だ…」
そう思って急ごうとしたけど今日は違った。
「今日は入学式だよ里緒。さすがに急がなくてよくない?」
そう。今日は入学式だった…
そして七緒はこのセリフと綺麗な笑顔を残して
学校へ入って行った。
「うん。おはよう。」
私達の一日の会話はこれだけ。
一緒に行くわけでもなく、だからと言って喋るわけでもない。
そんな関係がずっと続いてる。
サワサワ……サワサワ……
「あぁ…桜がまた散っちゃった……なんかもったいないな……綺麗なのに…」
カラ~ンカラ~ンカラ~ン
そんなことを考えてたら予鈴が鳴ってしまった。
「危ない危ない…遅刻厳禁だ…」
そう思って急ごうとしたけど今日は違った。
「今日は入学式だよ里緒。さすがに急がなくてよくない?」
そう。今日は入学式だった…
そして七緒はこのセリフと綺麗な笑顔を残して
学校へ入って行った。