笑顔と真実
詩織side



何でこんなに騒がれるのかはいつも分からないけど……
もう気にしない!

そう言えばもうこんな時間。
「ねえ、里緒。あんたそろそろ行かないとまずいんじゃない?」
「え?そんな時間なの?大変!!」
「あーそうそう。里緒。さっき加山先生が探してたぞ~。」


類にそう言われると里緒は走って行った。


「しーおりっ!一緒に行こう?」

「あ、類…うん///」

ちなみに私達は付き合ってるよ。
中学生の時からずっとだから、結構続いてると思う。



キャーーーーーーーー!!!
急に後ろからすごい声が聞こえた。
それを聞いた私たちは二人揃って
「ったく…毎日毎日うるさいな……あいつもいい加減にしろっつーの!」
と言った。



「おはよう。類。詩織。」

ったく…さわやかな笑顔だな毎日。
嫉妬しちゃうくらいに綺麗な肌……
それが里緒の幼馴染の七緒。
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