星に願いを
「もうすぐ お地蔵さんじゃね?ちゃんと数えろよ。」




帰りは1体少ないなんて聞いたら 数なんて数えれないよ




見る事も出来ないのに・・



「1 2 3・・」




「数えないでー!」




お地蔵さんが見えないように 彼に抱きついた


怖い怖い



「早く行こう。」



弱々しい私の背中に手を回し歩き出す
今私達は 抱き締めあいながら歩いてる状態だ




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