世界の裏の妖怪たち
ローコは女子トイレの前でボソッと呟くように喋った。


「ローコくん!名前覚えててくれたの?ありがとう♡」


梨華はきゃあきゃあとはしゃぎ始め、私のことなど見向きもしなかった。


よかった。助かった。
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