俺をみつけて【短】
「あの……これ、落としましたよ?」

いつもと変わらない火曜日の朝。

俺に転機が訪れた。

目の前にはいつも見ていたあの子。

…だと思う。

仮定なのは、眼鏡がないから。

…双子、とかそうゆうのじゃないよね?うん。

「あの…」

あ、やばい。ついつい見惚れすぎた。

チラッと目を向けるとあの子の手元には俺のケータイ。

うおい!いつ落とした!?

「…これ…違いますか?」

「あ、お、俺でちゅ………」






終わった
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