実らぬ恋〜『コンビニに行こう!』番外編〜
すべての荷物を出し終え、一服中…。
純さんは俺に、
『ありがとな…。お前には頭が上がらないよ…。』
って苦笑い…。
『全くです。感謝しとほしいです…。』
そう言うと、
『生意気!』
拓さんが笑った。
清々しい空気が流れていた。
すごく…心地よい…。
俺はすごく満足していた。
俺…すっげー良い男…
になれたよな…?
ハルちゃんのこと…
吹っ切れたような気がした。
俺…
恋したいな…。
今度は…
ハッピーエンドになれる恋を…。
心から幸せにしてやりたいって思える人を…
見つけたい…。
例えば…
ハルちゃんみたいな?
(笑)