実らぬ恋〜『コンビニに行こう!』番外編〜
『今日の給食当番、何班だ?』
俺の声が教室中に響く。
俺の受け持つクラス…
いきなり新入生を任された。
1―3組…。
入学したての頃はまだ幼稚園児みたいで…ランドセルが歩いているみたいだった。
でも今ではかなり小学生らしくなってきた。
大変だけど…かわいくて仕方ない…。
そんな白衣に着替えたちびっこ達を引き連れて給食室に向かった。
子供達が、給食室に入ると同時に、
『1―3組です!』
と叫ぶ…。
当然のように、完全防備の横井さんが待っていてくれた。
『待ってたよ〜!』
って…。
相変わらず眼鏡の奥の瞳しかわからないけど、なんか吸い込まれてしまいそうな…
綺麗な瞳…。
優しい瞳…。