実らぬ恋〜『コンビニに行こう!』番外編〜

ふぅ〜……



一息ついた俺の意識は完全に携帯に向けられてる。



二口目を口にしようとしたとき…



携帯がメールを知らせる着信音を響かせた。




カップを口にあてながら、すぐ側に置いてあった携帯を手にした。



ドキドキしつつも、ゆっくり開くと…



“あります!”



そう一言…。




横井さんからのメールだった。






よしっ!


俺は小さくガッツポーズ…。



“良かった。

これから会えませんか?”


そう送信すると、



“大丈夫です。


どこで待ち合わせしますか?”


“じゃあ…横井さんの最寄り駅まで行きます。”



“今…出先なんです。

孝太先生の最寄り駅の近くにいますからそこで待っていても構いませんか?”



マジで?



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