実らぬ恋〜『コンビニに行こう!』番外編〜
どうしたらいいかわからないって感じで…
でも目は逸らさず見つめてくる…。
そんなハルちゃんに…仕掛けた俺までドキドキする。
そんな俺に追い討ちをかけるような…ハルちゃんの一言…。
『…あの…お昼…一緒に食べませんか?』
『そのつもりでハルちゃんを追いかけたんだ…。』
なんでもないように装いニコッと笑って返す…。
でも、内心…
もうお昼だったことに今気付く…。
それに…心臓ドキドキを通り越してバクバクしてるのに…しれっと何言ってんだ…。
もしかして…俺って役者向き??
気を使ったのか…隣にいた都ちゃんは席を外してくれて…久々にハルちゃんと二人きりになれた。
学食はもうすでに一杯で…
カッコつけたかったし…ハルちゃんを連れて歩きたい俺は大学の外で食べることを提案すると、ハルちゃんも快く承諾してくれた。