実らぬ恋〜『コンビニに行こう!』番外編〜
少し疲れてきているハルちゃん…。
それに気付いた俺は休憩を提案すると、ハルちゃんはホッとしたように頷いた。
近くにあったレストラン…。
入ると急に尿意が…
ハルちゃんを席に座らせたあと、俺はトイレに走った。
なんで急いでいるか…?
それは漏れそうってわけではなく…ハルちゃんを一秒でも一人にしておきたくないから…。
慌ててすませると、案の定…、
さっきとは違うグループのヤローどもがハルちゃんに近づこうとしていた。
ったく!油断も隙もあったもんじゃない!
小走りに近づき、ヤローどもをすり抜け、あからさまにハルちゃんに飛び付く。
またもやびくつくハルちゃんだったけど、
『お待たせ!』
そう言うとハルちゃんは嫌がるどころか、照れ臭そうに微笑んだ。