実らぬ恋〜『コンビニに行こう!』番外編〜
『ハルちゃん?』
振り向いたハルちゃんは、
『コウさん…?』
ちゃんと俺を覚えてくれていて…
しかも同じ大学で同じ学部の後輩…
これはチャンスだ!
俺は少々強引な勧誘で、サークルに入ってもらうことに成功!!
後は、押しに押しまくれば…
ハルちゃんは俺のものだ!
って思ってたんだ…。
でも…
不意に手を繋いだだけで、真っ赤になってテンバってるハルちゃんを見て…
強引じゃ…いけないんだって思った…。
ハルちゃんは今までの女達とは違うんだ…。
守ってあげなきゃ…
俺は今までに感じたことのない感情が沸々と込み上げてきていた…。