実らぬ恋〜『コンビニに行こう!』番外編〜

なんとかハルちゃんから離れ、俺は廊下でハルちゃんが着替え終わるのを待った。



廊下で待っていると、また携帯が震える。


太田さんからかな…


そう思って携帯を見ると、また純さんからだった。


出る気にもならない…。



留守電に切り替えると、直ぐにきれた。



ムカついて…俺は純さんにメールをした。


もう連絡しないでくれ…と…。

そして…帰ったら話がある…ということを送った。



純さんにはっきりと言おう。


俺はハルちゃんが好きだ!って…。

そして、純さんには渡さないってことも…。



メールを送ってから暫くすると、着替えたハルちゃんが、何故か心配そうに俺を見つめていた。



何も聞かず…ただじっと俺の様子を伺っていた。



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