実らぬ恋〜『コンビニに行こう!』番外編〜
俺は一瞬にして顔が赤くなる…。
見られたくなくて片手で顔を隠すけど…都ちゃんにはお見通しみたいで…
『交渉成立ですね…!』
笑顔を俺に向けた。
その笑顔の裏に…俺は小悪魔を見た気がする…。
渋々部屋を出ると、都ちゃんは、
『あっ…これカードキーです!ハルにはまだ言ってないので…うまく説明してくださいね!あっ!寝込み襲うのは反則ですからね??』
って俺の胸ポケットにカードキーを入れた。
やっぱり小悪魔だな…。
ありゃ…実、押されまくってンだろうな…
絶対、ありのまま話してやる!!
ウィンクしながらドアを閉める都ちゃんを横目で確認しながら…
俺はとりあえずハルちゃんの待つ部屋へと向かった。
いきなり俺が入ったら…
びっくりするんだろうなぁ…