実らぬ恋〜『コンビニに行こう!』番外編〜
昨日は下ろしていた髪を、今日は二つに結んでいる。
かっ…かっ………
可愛い………。
つい、後ろから抱き締める。
そして、ハルちゃんの耳元で囁いた…。
やっぱり…
顔が真っ赤になった!!
そんなハルちゃんを見て、俺は必ずハルちゃんを振り向かせる!
そう強く思った。
『もう、遠慮しないから…』
なんて、鏡越しで真剣に見つめた。
俺の本気…
少しは伝わったかな…?
純さんよりも…一歩リードした…よな……??
俺をもっと意識して?
ハルちゃんの心の隙間に…もっと入らせて…。