甘くて危険な恋!?
私たちは二人でまわることにした。


ふと、金魚すくいの屋台が目につく…。


小さい頃よくやったな~。
なつかしい。


やりたいな…。


そう思っていると。


「葵。あれ、やりたいのか?」

と、金魚すくいを指差す哲也。

どうしてわかったの?


「なんでって顔してんな。だってお前、ずっとあれ見てただろ?」

「そんなことで…。」

わかってしまうんだ。

哲也には嘘がつけない気がする…。


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