幼馴染みと再会したのですが…
再会
私の初恋。
それはまだ幼稚園の頃のこと。
家が近くて、いつも一緒に遊んでた。
でも…
ある日を境にその子は私の前からいなくなってしまった。
あの頃私はまだ小さかったから、詳しいことはよく理解していなかったけど、多分親の転勤かなんかだと思う。
でも、理解できていなかった幼い私は、その分とても悲しんだのを今でも覚えてる。
大好きな人が目の前から急にいなくなった。そのショックのせいか、私はまだその子のことを忘れられずにいた。
「おはよっ!」
そう言って手を振っているのは親友の中森真美。
中学からの付き合いで、一番気が合う大切な友達。
「おはよう!昨日のMスタみた?Sweetの風人めっちゃカッコよかったぁ!」
「見た見た!あれはヤバかったよね。勝磨のスマイルもキャー!って感じだった!」
「分かるわぁ。てゆうか、私達こんなんだから彼氏出来ないんだよね。」
「だね。でも、あの二人よりカッコいい人なんていないよね!」
そう言われて一瞬、彼を思い出してしまった。
今頃どうしてるんだろう…
「莉有?どうしたの?めっちゃ上の空だったけど。」
真美に声をかけられてやっと我に返る。
「なんかあった?」
真美は心配そうな顔で私を見た。
「ううん。なんでもないよ。しっかし、あの二人よりカッコいい人現れてくれないかなぁ。」
「転校してきた人が超イケメンみたいな?」
そんな他愛のない話をしながら教室に入るとクラスがやけにざわついていた。
それはまだ幼稚園の頃のこと。
家が近くて、いつも一緒に遊んでた。
でも…
ある日を境にその子は私の前からいなくなってしまった。
あの頃私はまだ小さかったから、詳しいことはよく理解していなかったけど、多分親の転勤かなんかだと思う。
でも、理解できていなかった幼い私は、その分とても悲しんだのを今でも覚えてる。
大好きな人が目の前から急にいなくなった。そのショックのせいか、私はまだその子のことを忘れられずにいた。
「おはよっ!」
そう言って手を振っているのは親友の中森真美。
中学からの付き合いで、一番気が合う大切な友達。
「おはよう!昨日のMスタみた?Sweetの風人めっちゃカッコよかったぁ!」
「見た見た!あれはヤバかったよね。勝磨のスマイルもキャー!って感じだった!」
「分かるわぁ。てゆうか、私達こんなんだから彼氏出来ないんだよね。」
「だね。でも、あの二人よりカッコいい人なんていないよね!」
そう言われて一瞬、彼を思い出してしまった。
今頃どうしてるんだろう…
「莉有?どうしたの?めっちゃ上の空だったけど。」
真美に声をかけられてやっと我に返る。
「なんかあった?」
真美は心配そうな顔で私を見た。
「ううん。なんでもないよ。しっかし、あの二人よりカッコいい人現れてくれないかなぁ。」
「転校してきた人が超イケメンみたいな?」
そんな他愛のない話をしながら教室に入るとクラスがやけにざわついていた。