日だまりの太陽
ゴホッゴホッ。
笑い声が止んだ瞬間、三郷くんから聞こえた咳。
「陽~、お前笑いすぎ~」
と、次は三郷くんをからかう水戸くん
「ごめ…ゴホッ…わらい…ゴホッゴホッ…すぎ…た…」
笑いすぎただけなのか?
やむことがない咳は、2分はしていたと思う。
「おい…大丈夫か。」
さすがに心配になる水戸くん…
「「大丈夫三郷くん?」」
私と晴香ちゃんも声をかけた
「あぁ、大丈夫だ!湊川さんをバカにしすぎてバチが当たったのかな」
ははっと笑った三郷くんに私たちも笑い返した。
あとになって私は、なぜこの事気づかなかったんだろうとスゴく後悔した。