日だまりの太陽



ゴホッゴホッ。

笑い声が止んだ瞬間、三郷くんから聞こえた咳。

「陽~、お前笑いすぎ~」

と、次は三郷くんをからかう水戸くん

「ごめ…ゴホッ…わらい…ゴホッゴホッ…すぎ…た…」

笑いすぎただけなのか?

やむことがない咳は、2分はしていたと思う。

「おい…大丈夫か。」

さすがに心配になる水戸くん…

「「大丈夫三郷くん?」」

私と晴香ちゃんも声をかけた

「あぁ、大丈夫だ!湊川さんをバカにしすぎてバチが当たったのかな」

ははっと笑った三郷くんに私たちも笑い返した。





あとになって私は、なぜこの事気づかなかったんだろうとスゴく後悔した。

< 13 / 64 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop