日だまりの太陽
笑えあえる日々
~紗枝~
「んー。これがいいかなー?あ、これも可愛い♪」
なぜか、コンタクトで悩む晴香ちゃん。
コンタクトって悩むものだっけ?
「晴香ちゃん、何でコンタクトで悩んでるの?」
「せっかくだからカラコンの黒か茶色の度付きにしようと思ってさ♪」
え?カラ…コン…?
なにそれ。始めて聞いた言葉だ。
「ねぇ、晴香ちゃん」
「なぁーに?」
「カラコンって?」
「色がついているコンタクト♪」
「へぇ?」
「よし。これに決まり♪」
と、私にそのカラコンとやろを持ってきた
「これ、絶対紗枝に似合うよ♪」
そこにあったカラコンは、黒とは言わずかといって茶色でもない、黒と茶色のまん中ぐらいのキレイな色のカラコンだった
「きれー…」
「でしょ♪私が選んだから」
自信満々に言う晴香ちゃんに私は笑っていた
「ありがとう晴香ちゃん♪私、これにする!」
そう言うと晴香ちゃんは嬉しそうに
「いーえ♪明日からつけてきてね!」
「うん♪」
カラコン(度付き)を買った私たちは、少しおしゃべりをしておうちへ帰った