日だまりの太陽
全てを受け入れて

~紗枝~


静まった保健室。


今は私と三郷くんしかいない。


三郷くんは、何を話すのだろう…


「俺さ、小さい頃から体が弱くて、入院しては退院しての繰り返しだったんだ。

でもさ、ずっとその繰り返しじゃ、つまらないだろ?

だから俺、中2ぐらいの時に頼んだんだ。
この高校に合格することができたら高校だけでもまともに行きたいってさ。


そしたら母さんも承諾してくれて、そ
の日から勉強頑張ったんだよ


で、見事に合格してこの高校に通うことができた。


病弱だった俺の体も一ヶ月前までは、信じられないほど元気になったんだ。」


「一ヶ月前…」


私が、告白を決意した時とだいたい同じだ…
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