日だまりの太陽



紗枝は、急に目を開けた

スゴく照れているみたいだ


「紗枝。俺に最後の思い出をつくって?」



紗枝は、目に涙を沢山ためて


そして、震えた声で



「私にも三郷くんとの思い出を下さい。」


と、言った


最後に沢山、思い出を…


紗枝とのかけがえのない思い出を…


俺の短い人生に…


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