恐怖へいざなうメールはいかが~from.ミチカ
「ダメダメ!そういうの慣れるとクセになるから。茜だって会うたび『金を貸してぇ、金を貸してぇ』って言われるの嫌だろ。だから、やらない。無いものは無いんだからあきらめて、今日は二時間歌ったらヤメにしよう。タクシー代だってかかるし」
「でもぉ、そんな事言っていたらぁ、ハルちゃんと遊べなくなるよぉ。ハルちゃん、夜遅くまでバイトしているしぃ」
「遊べないと思うから遊べないんだよ。みんなで考えて、何とか時間合わせて遊べばいいんだよ」
「じゃあぁ、次はいつ遊ぶぅ?いつならぁ、ハルちゃんもぉ、香ちゃんもぉ、涼子ちゃんもぉ、都合がいいと思うぅ」
とたん、涼子はニヤリと笑った。
「明後日の午前六時」
「やっだぁー!茜ぇ起きられないもんっ!茜、おねぼうさんだもんっ!」
「でもよぉ、午前六時ならバスも電車も走っているし、場所によっちゃ自転車で移動も出来る。金かかんないし、すっげぇよくねぇ?せっかく稼いだバイト代がタクシー代に消えるより、遊ぶ方へ少しでも回るといいだろ」
「でもぉ、午前六時はぁ、本当に無理ぃ。学校行くのだってぇ、いっつもお母さんにぃ、たたき起こされてぇ、行っているんだもんっ!」
「気合いが足りねぇんだよ、気合いが。『午前六時に起きる、起きるんだ!そしてハルちゃんと香ちゃんと涼子ちゃんと遊ぶんだっ!』って思えば、飛び起きれる。『茜ぇ、ぜえったぁいぃ無理ぃ~』とかブリッ子しているから起きられないんだよ!」
「茜ぇ、そんなにブリッ子していないもんっ!」
「しているだろ。チョーブリブリだよ。いや、ウルトラブリブリだよ!」
「もう、涼子ちゃん嫌いっ!」
「いたっ!痛いっ!たたくなよっ!」
「涼子ちゃんが茜の事をブリッ子って言わなくなったらやめる!」
「お、いいぞ!チャキチャキしゃべってんじゃねぇか。その調子だ!今はブリッ子じゃないぞ!…って、いだっ!おい、マジやめろよ!いてぇ!」
茜はここぞとばかりに両手をグーにして涼子をボコボコ殴った。さいしょは平手でベシベシとたたいていたのだが、ヒートアップして力を加減する気が失せたらしい。涼子も腕で頭をガードしているが、背中までは出来ない。ノーガードだ。茜はそこをねらってボコボコ殴りをしていた。ブリッ子してはいるが、なかなか知恵が働くし力もあるようだ。証拠に涼子は途中で耐えられなくなり、狭い部屋を逃げ回りだした。
「でもぉ、そんな事言っていたらぁ、ハルちゃんと遊べなくなるよぉ。ハルちゃん、夜遅くまでバイトしているしぃ」
「遊べないと思うから遊べないんだよ。みんなで考えて、何とか時間合わせて遊べばいいんだよ」
「じゃあぁ、次はいつ遊ぶぅ?いつならぁ、ハルちゃんもぉ、香ちゃんもぉ、涼子ちゃんもぉ、都合がいいと思うぅ」
とたん、涼子はニヤリと笑った。
「明後日の午前六時」
「やっだぁー!茜ぇ起きられないもんっ!茜、おねぼうさんだもんっ!」
「でもよぉ、午前六時ならバスも電車も走っているし、場所によっちゃ自転車で移動も出来る。金かかんないし、すっげぇよくねぇ?せっかく稼いだバイト代がタクシー代に消えるより、遊ぶ方へ少しでも回るといいだろ」
「でもぉ、午前六時はぁ、本当に無理ぃ。学校行くのだってぇ、いっつもお母さんにぃ、たたき起こされてぇ、行っているんだもんっ!」
「気合いが足りねぇんだよ、気合いが。『午前六時に起きる、起きるんだ!そしてハルちゃんと香ちゃんと涼子ちゃんと遊ぶんだっ!』って思えば、飛び起きれる。『茜ぇ、ぜえったぁいぃ無理ぃ~』とかブリッ子しているから起きられないんだよ!」
「茜ぇ、そんなにブリッ子していないもんっ!」
「しているだろ。チョーブリブリだよ。いや、ウルトラブリブリだよ!」
「もう、涼子ちゃん嫌いっ!」
「いたっ!痛いっ!たたくなよっ!」
「涼子ちゃんが茜の事をブリッ子って言わなくなったらやめる!」
「お、いいぞ!チャキチャキしゃべってんじゃねぇか。その調子だ!今はブリッ子じゃないぞ!…って、いだっ!おい、マジやめろよ!いてぇ!」
茜はここぞとばかりに両手をグーにして涼子をボコボコ殴った。さいしょは平手でベシベシとたたいていたのだが、ヒートアップして力を加減する気が失せたらしい。涼子も腕で頭をガードしているが、背中までは出来ない。ノーガードだ。茜はそこをねらってボコボコ殴りをしていた。ブリッ子してはいるが、なかなか知恵が働くし力もあるようだ。証拠に涼子は途中で耐えられなくなり、狭い部屋を逃げ回りだした。