優しくキスをして
もう、16歳・・・


婚約者もそろそろ決めなくちゃいけない


すべては、父上、母上、民・・・国のために・・・


「ルクレツィア姫、どこですか?」


「はい、ベスティニア」

ベスティニア通称ベスは私の侍女

「やっとみつけましたわよ、ニケーア国の王子が急に見えたそうで・・・」


急に?大使ではなく王子がなぜわざわざ・・・


「急にって・・・なぜ、今?もしや、戦争?」


ニケーアは戦争は好まないのでは?
条約にしてはなぜ王子が?



「いいたくはないのですが・・・ニケーア国王子・・・時期陛下はルクレツィア姫との婚約を望んでるとみます」


私をだと?
ニケーア国といったら、王子が三人・・・


「時期陛下というと・・・ルイス第一王子?そるは、あんまりよ!!歳はもう28でしょう!!」

「それが違うのです・・・第二王子のチェーザレ様らしいのです」



なんてこと!?


仮にも一国の王を長男ではなく次男に!!


「なぜ、次男なんだ?」
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