優しくキスをして
「その通り・・・たかが昔の家の恨みあいが現在の戦争にまで発展・・・くだらないわ!!」


くだらない!!
それで、多くの民が死ぬのはイヤ!!


「チェーザレ時期陛下、次の要件は何だ?」

次の要件?
まだ何かあるの?


「ルクレツィア・シモーネ姫と婚約しボルジア家を立て直したい」


!!


「かつてのボルジア諸国に大貴族のボルジア家がいた。ボルジアの当主は息子やいとこ、親戚に広大な領地を渡し国を作らせたそれが子孫の末裔が残り、諸国となったボルジア・・・私とルクレツィアはボルジア家の血がとてもこゆい!!だから、ボルジア家を作るのは無敵になる国が大きくなるのだからな」


確かに、かつての大貴族で二国が力を合わせたら無敵になる


「確かに、しかし、ボルジアにはまだ沢山国がある・・・他の国抜きでボルジア家を立て直すことになると逆に内乱がおこるのでは?」


デレクは顎を触りながら尋ねる


確かに、それじゃぁ、仲間外れと同じ…
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