彼は美しく私を惑わす
---ぎゆっ
私は彼より少し小さな身体で彼に
抱きつく。
「...」
『あのね...ゆう、陸から連絡来なかったから...さみしかったんだよ?』
「...」
『だから、たまには、ゆうにもかまってね?じゃないと、ゆう餓死しちゃうからね?』

きゅるるんと大きい瞳を彼にうつす。
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