呪いのタタリ
「あっそうそう。」


ニヤニヤした顔で話かけてくる。


「なに?」


「また新しい心霊スポットみつけたんだよ。お前も行くか?」


出た。


彰は小学生の時から心霊スポットが大好物みたいでなんかよく私を誘ってくる。


「私はパス!なんかに巻き込まれたくないし…」


彰の誘いをきっぱり断る。


「お前ビビってんのかよ」


出た。彰の挑発して連れて行こうとする作戦。


私は何回かこれにはまってる。


でもさすがに今日はいく気になれない。


「だから嫌だってば」


「なー。お前がこねぇと寂しいんだよー」


断っても駄々こねっ子みたいにしつこく説得してくる。


「行かないって…」


「じゃあ、あとで迎えにいくなー」


勝手に話進められてた。
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