呪いのタタリ
第2章
「ただいま!!」


ちゃんと挨拶してから家に入った。


しかし返事はない。


「お母さん?お母さーん」


あれ?お母さん出掛けてるのかな?でもお母さんに用事なんかなき筈だし。


買い物にでも行ったのかな!


自分勝手に納得し、私はゆっくり迎えにくる彰を待つことにした。


スースースースー


ピーンポーンピーンポーン


「ハッ!」


いつの間にかヨダレを垂らして寝てしまっていた。


「今、インターホンの音聞こえたよね」


ゆっくり歩き扉に近づく。


誰だろ?
< 9 / 15 >

この作品をシェア

pagetop