生徒会からのご指名入りましたー!


カナエちゃんは未だに赤い頬を隠しながら
失礼しようとしてた。


「どこにいくの?カナエちゃん?」

「あっ....そうだ!生徒会室です!」


あ、そうなの?行き先一緒じゃん。

「そっ、その、ついてきてくれませんか....?」

「もちろんだよ、」

なんだこの子、
可愛くて鼻血がでてきそうだよ....


「千春?」

「はい?」

「スカートめくれてんぞ」


私は、目にも止まらぬ速さで
スカートを直し、
先生に告げる。


「先生、明日はきっと全ての
髪の毛抜けてますよ」


先生なんかハゲろー!!!


「理不尽っ!!」

…泣くなって。
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