マンガみたいな事が起きました。


あたしは慌てて起き上がろうとした。


けど………


「べつにいいんじゃね?」


先生に覆い被されて、
動けなくなってしまった。


「舞、キスしよ…」


さっきは嫌で、
目をギュッと瞑っていた。


でも、慣れって怖い。


もう既にタイミングを掴んだらしく、
先生の唇が重なる前に目を閉じた。


そして離れて、目をゆっくりと開く。


先生に優しく微笑まれ、
キュンとなった自分がいる。


恥ずかしい……


身を捩ろうとするとまたキスをされ、

今度は角度を変えながら深く……。





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