マンガみたいな事が起きました。


意識が朦朧とする。


それなのに身体は熱い。


「舞…」


セクシーな低い声で名前を呼ばれれば
身体が疼く。


自分の名前が好きになりそうな……。



先生の手によってドレスが乱れる。


意識が覚醒したのは、
ドレスのファスナーを下げる音からだった。


「や、無理!!
待って、ちょっ……」


唇で塞がれたが、
やっぱり怖いものは怖い。


涙が滲む。


先生、止めて………





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