マンガみたいな事が起きました。
それからのあたしは、渉の言い付けを守って楽しんで過ごした。
後ろ向きのジェットコースターは
じゃんけんで負けた大雅が乗って、
あたしとさつきはノーマルのジェットコースターに。
甲高い声でキャーキャー叫んで
若干のどを痛めた。
でも、スッキリしたなぁ。
「大雅~、休憩する?」
後ろ向きジェットコースターによって
顔色が悪くなってしまったみたい。
「……うん。
お前らは二人でどっか行ってきな」
いつもより弱々しい。
「じゃぁ、行こっか~」
いつもより爛々としている。
………いいのかな?
舞side 終