マンガみたいな事が起きました。

「舞ちゃんっ」


「んー?」


リボンのカチューシャをつけて
振り返った舞ちゃんは笑顔で輝いてる。


赤いリボンがそれを象徴するかのように。



「手繋ごうよー」


「大雅に嫉妬されるじゃーん」


「いいのー!」


今は大雅より舞ちゃんだもん。


私は舞ちゃんの右手を自分の左手に繋がせて、USJのお店を駆け回った。



この手、離さないよ。



絶対に味方だからね。



大好きな舞ちゃん。



          さつきside 終




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