マンガみたいな事が起きました。
舞side


楽しいような怖かったような
修旅は終わり、渉がいない自分の家に帰る。


空港にお母さんとお父さんが迎えにきていた。


「舞、帰ろ~♪」


あたしのために明るく言ってくれたお母さん。


渉の方を見ると、

クチパクで


“大丈夫だから”


と言っていた。


あたしは頷いて、
お父さんが運転する車まで歩いた。



お母さんといつぶりかの手を繋ながら。




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