マンガみたいな事が起きました。


ある程度、日用品が揃い帰宅。


「結構かかったな」


「ほんとだ、もう夕食の時間じゃん」


スーパーに行って買ってきたものをテーブルに広げる。


「カレーでいい?」


あたしはよくお母さんの手伝いをしてたからなんとなくはできるけど、自信満々なわけじゃない。


一番の得意料理はカレーだから、
初っぱなから失敗したくない。


「作れんの?」


驚いたようなバカにしたような顔で
あたしに問いかける。


むかつく。



「絶対に“美味しい”って言わせるから!」





< 36 / 341 >

この作品をシェア

pagetop