マンガみたいな事が起きました。
「舞さんの将来を潰す気はありません。
それに最初に言いました通り、僕たちはまだお互いに好き合ってません。
それなのにそういうことをするのはダメだと思い、舞さんとも約束しています。
だからお父様、安心していただきたい」
お父さんは首をブンブン縦に振ってる。
お母さんは拍手してるし。
なんだか照れる。
こんな会話、恥ずかしい。
でも、いつかその時がきたら……。
渉と目が合った。
同じこと考えたのかな?