マンガみたいな事が起きました。
しばらくすると、
若い女の人と男の人が来た。
「そろそろ帰ろうか」
男の子はもう少し遊びたいと言ったけど、その2人は帰ろうと言った。
すごく可愛いお母さんと
かっこいいお父さんだなぁって思った。
「コイツと遊んでくれてありがとう、
舞ちゃん」
どうしてかわからないけど、
男の子のお父さんはあたしの名前を知っていた。
「舞ちゃんにまたねーってして、ほら」
お母さんに言われ、
渋々バイバイの挨拶にまたあたしの元へ駆け寄ってきた。