マンガみたいな事が起きました。





「いつか、本当のお姫様にするからね」



その約束を果たしたい。



俺はソファーで寝ている舞に

そっと唇を重ねた。



さくらんぼみたいな色の
柔らかい唇に。


舞をそのままお姫様だっこして
寝室に連れて行く。



7月といっても暑い。


きっと始めはクーラーをつけていたのだが、次第に寒くなり消したのだろう。





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