運命
「久しぶり。

今日は彼氏と一緒じゃないんだ?」



そう言ってにやけるリーダー格の男。


忘れもしない、あの痴漢集団の男だ!!!


その男は、私の腕を掴む手に力を込め、


力づくで私をトイレに引きずり込もうとする。


取り巻きが、それを囲む。







いやーーーーっ!!!!!!






私は、一瞬頭が真っ白になった。






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