運命
何読んでるのかな・・


あの辺、歴史書コーナーだとは思うけど・・


と、熱い視線に気がついたのか、突然、彼が、振り返る。


ヤバイ!!とっさに隠れる私。

私は、スパイか!



すると彼は、一冊の本を取り出し、カウンターへ向かった。

借り出しの手続きを済ませると彼は、足早に図書館を出て行った。


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