運命
守って・・私を・・


早く、図書館に行かなきゃ・・

駆け足で向かう。



ようやく約束の図書館に到着した。時刻は、まだ17時だった。

二階の窓際の席で、明日の予習をしながら、彼を待つことにする。家に帰っても睡魔に負けてしまうのが落ちだからちょうどよかった。




もうすぐ君に逢える・・



あんなに逢いたかった君に・・



私を守ってくれた君に・・



家に帰るまでの時間、君を独り占めできるんだ・・


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