運命
その時、ブルブルッ携帯が鳴った!





「運命の彼と

一緒に帰ったんでしょ?

どうだった??

告った?!」



メールの主は彩香だった。



「告る訳ないじゃん!!

相手は単なる心優しき

ボランティアのつもり

かも知れないんだし!

でも、予想通りロシアの

クォーターだったよ☆

連絡先も交換したんだけど

メールの返事来ないんだよね‥

マジで緊急連絡用だったのかな‥

マジ、ボランティア!?」



不安な胸のうちを彩香にメールする。


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