運命
6:35駅に到着。

電車を待つ。そう言えば、今朝の夢も駅のホームだったな・・

なんだったんだろう・・寝る前に日本史の予習したからかな?!

にしても、寝ながら泣くことあるんだね・・



電車が到着する。

先頭車両の窓からひときわ輝くオーラを放つ少年が見える・・

陸・・目立ち過ぎ。

ドアが開く。


「おはよう」


挨拶を交わす。

朝からホントに爽やか・・爽やかさに目がくらむ。


満員列車の中、陸は私をかばうように覆いかぶさる形で私の後ろに立つ。

私と陸の距離は、わずか5cm。

まるで後ろから抱きしめられてるみたいでドキドキする・・



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