桜綴り〜約束の季節〜





「ちょっとくらい、気にしてくれてもいいじゃんか……」

今度は口に出して文句を言った。

静かな部屋に寂しく呟かれた言葉。

それが、余計に私を虚しくさせた。


ーーもう諦めよう。

いつまでもこうしていたって仕方が無い。
やりきれないからって、家族に自分勝手な怒りをぶつけてみたりして、一体なんの意味があるというのか。





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