チャット恋愛注意報!!2 ~メガネ男子とハプニングkiss !?~ (旧)
……幸い、他の人には見られていなかったらしい。
でも私がメガネの人にキスしてしまったのは事実で、メガネの人もまた、その事実の中に居る。
「……責任取ってくれる?」
突然、そんな声が小さく聞こえた。
……え、責任……?
「……えぇ!? せ、責任ですかっ!?」
ドキドキが止まらない中で、慌てて顔を上げる。
せ、責任って、どう取れば……!?
「いや、冗談だよ?」
「えっ……」
「大丈夫だから、気にしないで」
メガネをかけた男の人は、そう言って優しく笑った。
クールな見た目からは想像も出来なかった、あったかい笑顔。
それを見た瞬間、
私の心臓はさっきとは違うドキドキに支配されていった。