桜が舞い散る頃に・・・ (完結)
おっさんはいいとして、さっきから震えているこの子をなんとかしないとな。
「おい、大丈夫か?」
といっても、大丈夫じゃないだろうけど
「・・・大丈夫」
自分の力で立てるということは、一応だが大丈夫なんだろ
「そ、なら気を付けて帰れよ」
早く帰りたくて、別れようとするが
「あ、あの」
「ん?何か?」
「な、その、いえ、なんでもないです」
「そ、じゃぁな」
「あ、はい」
こうして、やっとか別れて帰った。
まさか、再会するなんて思いもしないで・・・