桜が舞い散る頃に・・・ (完結)

「その時の気持ちを今でも、忘れることはできないよ」




悠太はこの時、なんで?なんで財産目当てで父親が死ななければならないの?





そんな気持ちでいっぱいだったと悠太は言っていた。





「その日、初めて人が・・・人間が憎いと思ったよ」





もし、私だったらと思うと心が痛い





「母さんは、けして僕の前では泣くことは無かった。きっと、心配かけまいというおもいでいたんだろうな」





でも、お父さんの葬式後の二ヶ月後、お母さんの未来さんが交通事故で他界した。

< 117 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop