桜が舞い散る頃に・・・ (完結)
どうしたっていうのだろうか?さっきから黙っている悠太
「梓が寝ないなら、俺も寝ない!」
何言ってんですか!あなたは!
「明日も学校だ。俺の事はいいから、先に寝てろ」
「嫌だ!」
「我が儘言うな」
「嫌な物は嫌なの!」
まるで、駄々っ子のようにプクッと頬を膨らます。
その仕草が、とても可愛く愛おしいと思ってしまう。
「はぁ、なら、待ってて。もう少しだから」
「うん!」
と、明るく返事をし俺が寝ているベットへとダイブした。