桜が舞い散る頃に・・・ (完結)
「おい、真帆!いい加減にしろ‼︎悠太だって悔しいんだ!」
「!・・・ご、ごめんなさい」
蘭の言葉に我に返る真帆
「いえ、僕が悪いんですから」
悠太は今にも泣きそうな顔をし、手術室の手術ランプをジッと見ていた。
パッ
「!ランプが消えた」
パシュゥ
手術室のランプが消え、中から担当の先生が出てくる。
「先生!梓の容体はどうなんですか⁉︎」
「左肩と横腹に当たった銃の弾の摘出には成功したした」
「!やっ」