桜が舞い散る頃に・・・ (完結)

ガララッ




「では、私はこれで」




「はい。ありがとうございました」



悠太は此処まで連れて来てくれた看護師の先生に礼をいい、中に入る。



「・・・」



「・・・行こ、真帆」



その後を続くように、真帆と蘭も中に入る。



「・・・梓?」



そこには、病院で入院する人が着る服をきて横になり眠る梓の姿があった。



「ねぇ・・・梓。いつまで寝てるの?」




「っ・・・真帆」



フラフラしながら、梓が横たわるベットへと近付く真帆



「ほら、早く起きなよ。悠太が寂しがってるよ?」



「・・・」

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