桜が舞い散る頃に・・・ (完結)

「・・・?」



「どうしたの、梓」



「しっ」



「?」



「!こっちか」



ダッ



「あ、ちょっと⁉︎」



いきなり梓が走り出すものだから、私も慌てて追いかけた。



「はぁ・・・はぁ・・・ちょ、梓」


バキッ


「グハッ」


ドサッ



「⁉︎」



一体、何があったのだろうか?目の前に広がるのは、一人の男の子の服が乱れ、怯え、縮こまってた。



「雷(らい)、そいつを頼む」



「了解、俊(しゅん)」

< 176 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop